することができました。お花屋さん業界では母の日に次いでギフトの
要望が多いのがこの敬老の日ギフトです。秋の色を意識したデザイン
で見本を作っていますが、今のご老人は若いんです。心も体もです。
ですから、あまりご老人を意識しすぎたデザインでは満足されない
場合が多いんですね。ご注文ページにて贈るかたの年代を選択でき
る ようにしたのは、制作に当たり判断の参考にしようというためです。
05/9/5 掲載
この「敬老の日ギフト」の商戦をすべきかどうか、正直とても悩み ました。実は敬老の日とお彼岸が近いために、当店ではお彼岸だけ でも大変な忙しさになるんですね。ですが敬老の日ギフトをあえて 避け、知らんぷりすることもできず、ちゃんと仕事をするための環境 整備をどうするかでしばらく悩んでいました。それでこんなに敬老の ページが遅れてしまったんです。ごめんなさい。 敬老の日のプレゼントでここ数年人気があるのが「健康器具」だそう で、特に「マイナスイオン」の付くものが大流行だそうです。 それで植物とマイナスイオンの関係について、聞かれることが多く なりました。「この植物はマイナスイオンを出すというけど、本当?」 とか、「マイナスイオンを出す植物はありますか?」といった類の ご相談が主です。そしてウチでも買いました。「マイナスイオンを 出す扇風機」(本当なの?)しかも2980円でした。いつの間にか 当然のように市民権を得てしまったマイナスイオンですが、その実 その効果も千差万別なんですね。一体マイナスイオンとは何なので しょうか? 当店では「マイナスイオンが…」という謳い文句で 植物を販売した事はないんですけどね。店長です、やっとこんにちわ。 さて、インターネットは調べ物があるとき、本当に便利ですね。 「マイナスイオンとは」と入力して検索してみると、大変な数の マイナスイオン解説が出てきます。そしてそれを読んでいくうちに 大変な事実が発覚しました。実はマイナスイオンをハッキリと説明 できる人は全くいないんですね。それどころか、マイナスイオンとは 学術用語ではなく和製英語で、しかも何によって構成されている物質 なのかはどこにも明記されていない。マイナスイオンを発生する という謳い文句で販売している家電製品のメーカーのホームページでは 「マイナスの電気を帯びた酸素と空気中の微少な水が結合したもの」と 説明しておりました。この装置を作るには大変な電力と相当の放電が 必要だという解説が別のサイトで解説されていて、ウチの扇風機に そんな機能があるとはにわかに信じられなくなりましたね。増して そんな負荷電極を発生する植物なんてこの世に存在するはずもなく いかに「マイナスイオン」の定義があいまいなものかを露呈する格好 になってしまっています。しかし、マイナスイオンというものの定義が ハッキリしない以上、それを発生していますという謳い文句は嘘では ないんですね。ダマして売っているわけではないんですよ。要は 各企業がマイナスイオンとは何と定義しているかによって、発生して いる物質が全く違うんですね。もっと言えば、その効果が全く違う のは当然の結果ということになります。最後に、空気中の微量な 水分にマイナスの電気を帯びた酸素が結合したものであるならば マイナスイオンを出すエアコンって矛盾しますよね。エアコンって 除湿するのが主な機能なのに加湿してしまう結果になるじゃない ですか…。 |
マイナスイオンという言葉を使用しながら、それらしい特徴や装置が まったくない製品も意外と多いことが読者の方からの投稿で発覚 しました。「マイナスイオン」と大きくステッカーが貼ってあったので 買ったのですが、「マイナスイオンという商品名」で、マイナスイオンを 発生するとはどこにも書いていないのという販売元の説明…。うーん 悪質ですね。この際、マイナスイオンの定義をハッキリさせれば いいと思うのですが。 |
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マイナスイオン効果是非とも定義をはっきりさせてください!!
今年の冬に購入したファンヒーターにもマイナスイオンがでるとステッカーが貼ってあったんですが使用しているときにどれがマイナスイオン???と悩んじゃうんですよね。素人考えでいくと、暖める為のファンヒーターにマイナスイオンなんて(マイナスイオンのイメージが涼しく澄んだ空気)信じられないよって感じです(^^ゞ
どうぞよろしくお願いします。。。
使わない企業も出てきましたね。「活性オゾン」
だとか、「オゾン脱臭」などですが、これらも
和製英語ではあるんですね。ただ、曖昧すぎる
マイナスイオンよりはハッキリしていますけど。
しかし、この事実を知ってからは「マイナスイオン」と
堂々と書いてある製品を買わなくなりましたね…。